エルセに使用されている粒状のセラミックスは、高千穂山系(宮崎県)で産出する特殊な岩石(堆積岩ホルンフェルス/hornfels)を原料として製造されており、これをエルセセラミックス(Electric Ceramics)と名付けました。
エルセセラミックスは石英に匹敵する硬度(モース硬度6.8)を有しており、水中で流動させても摩耗したり成分が流出することはありません。
エルセセラミックスは1mm、2mm、3mmと用途に合わせて大きさを変えています。
家庭用などの標準タイプは水との接触面積が大きくとれ、処理された水の飲用の観点から2mmのセラミックス玉。長年の研究と実績からこの大きさを最適としています。
1mm玉は医療用などの純水処理用。3mm玉は循環水など汚れた水を処理する際に利用しています。
3mmを大きく超えたセラミックスや、大きさの違うものを混在させることは、流動させることで破損するリスクが高まることが確認されています。1~3mmで用途に合わせて大きさを均一にし、水流により流動させます。エルセセラミックスにより効果を最大化するためのノウハウがそこには込められています。
1~3mm径の粒状エルセセラミックスは吸着やイオン交換といった能力はありませんが、セラミックスが入った容器に通水させることで、水分子が構造化し、溶解力の向上した水になり、水が持つ本来の機能を引き出します。
エルセセラミックスは主成分がシリカ。シリカは水の中で電気二重層を強く形成します。さらに流動によるセラミックス同士の衝突と摩擦から局所発熱により電位差を発生させ、プラスの電荷を帯びた、いわゆるカチオン化された水となります。
自然界で見られる湧水があふれるような現象を再現し、水本来の機能を高めているのがエルセです。
エルセセラミックスは水流によって常に流動している状態であるため、表面に付着物が発生して水が機能化されなくなるといった問題もありません。
永続的に働く水をつくりだすのがエルセです。
宮崎大学医学部機能制御学応用生理分野の丸山眞杉教授との共同研究成果として2006年3月28日第83回日本生理学会にて世界初(当社調べ)発表しました。
酸化ストレスが様々な疾病の進展、発病、憎悪に関与していることが明らかになってきています。エルセの活性水の抗酸化力がビタミンCの効能と同様である可能性があることから、皮膚の老化防止作用やメラニン色素の沈着防止・改善などをはじめ酸化ストレスへの対応に期待が寄せられており、現在も継続して大学、医療機関等と研究をすすめています。