エルセ保険と一般的な火災保険の違いとはなにか?
1 内部腐食が原因で漏水事故を起こした加害者の修理費用が保険適用されることが今までほとんどなかった。
通常、組合や個人で加入されている火災保険では、賠償を目的としているため、被害者保護の観点の保険がほとんどであった。エルセ保険は、被害者になった場合はもちろんのこと、加害者の立場になった場合も想定し、予期せず加害者となってしまった場合の修理費用が補償される保険です。
2 通常、内部腐食が原因で漏水した漏水事故は保険の対象外だったが、【エルセを設置した物件が内部腐食したことで漏水した場合、補償の対象としていい】ということを金融庁が認可した。
これは、「エルセを設置することで給排水管の保全がされる為、必然的に起こる内部腐食による漏水事故の事故リスクが軽減される。」「エルセを設置した物件で起きる漏水事故は偶然起きる事故である」ということと同じ意味合いである。